離婚へ。最後の話し合い

離婚の話。最終回。

あんまり話してても気分悪いし、
もう年月もかなり経ってるけど、
未だに気持ちに傷は残ってる。
かなり癒えてるけど。
離婚にあたって1番揉めたのは、
やっぱりお金のこと。
妊娠してたけど、ちょっとその話は次の時に話そうと思う。
まず慰謝料の話。
妊娠してたし貰えるならそういうお金は欲しかったけど、
向こうの家族も元旦那の被害者みたいなもんだから。
慰謝料は貰わない代わりに、
一緒に貯めてたお金の半分を元旦那の家族に立て替えてもらうこと。
あとはお腹の中にいる新しい命のこと。
私は当時生むつもりだった。
私の母は反対だった。
離婚する気しかなかったから、向こうの家族からも反対されてた。
誰にも望まれてなかった。当時はね。
養育費のこともあるからだろうけど。
養育費は1円も貰わない代わりに、
一度たりとも会いに来ないで。という決まり事にした。
生まないでって言われて。
もう相手の家族に対しても嫌悪感しかなかった。
出来ることなら二度と顔も見たくないし、
関わってほしくない。
そういう思いが強かった。
生んで後悔する?
生まないで後悔する?
いや、生んで後悔なんてしない。
まだ見ぬお腹の中の新しい命に私はもう母の気持ちになってた。
いい母じゃないと思う。
でも、何が何でも育てていきたかった。
別に寝る時間少なくていいし、
朝から晩まで働いてもいいし。
そんな強い気持ちを胸に、
元旦那と離婚して、
相手の家族とも会わない約束をした。

-結婚時代
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