何もできない自分に気がついた…

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一人暮らしを始めて孤独にもなり不安にもなり、
私は今まで以上にどうしていいかわからんかった。
夜になると不安になる。この不安がどうしようもなく怖かった。
今までだったら隣に母や息子がいた。
起こさないように静かにするだけが私にできることだった。

その隣にいてくれることが嬉しいことだと気づいた。
中絶した過去、今の自分。
襲いかかる不安から逃れられんかった。
とにかく音がほしかった。
無音の恐怖。
初めてそう思った。どうしようもない自分。
今も私にできる事を探す方が難しいかもしれん…

どうやったらよくなるかわからん。
いつまで同じ場所で立ち止まっているつもり?
それもわからん…
待ってくれている人がいるんだぞ。
自分にそう言い聞かせるほど不安というか焦りを覚えた。
1日やる事といえば、
湯を沸かす程度のレベル。

生きてるかさえわからん。
それが本当の今の私。
厳しいけど現実やった。冗談でもいいから、よくなってると信じたかった。
何かの歯車が狂ってしまって元に戻せない。
母に迷惑をかけ、息子に我慢させ。
社会から完全に脱落。
ニートと言われても何も言えない。
でも必ず戻りたい帰るべき場所に。

1日がなんとなく過ぎていってしまうからある日から、
自分に課題を課した。
1日何分間かのウォーキング。
体力が恐ろしい程に落ちてるのはわかった。
気分転換とか、とにかく家にいるより外にいる方がいい。
明るいうつ病。
そう思いたかったけど、酷い顔してたと思う。
ありのままの今の私。

できない事はできない。
割り切って生きることを受け入れた。
少しだけ世界が変わった。
できない自分に苛立ち、不安になってたけど…
何にもない自分が当たり前でできない自分が今の自分と。
ほんの少し、ほんの少しずつ昨日の自分より
今日の自分が前を歩いていることを胸に誓った。

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